抗酸化とは?老化予防のために注目の栄養素やおすすめ商品を紹介

更新日:2023.7.21

美容について調べたことがある方なら、「抗酸化」といった表現を聞いたことがあるはずですが、そもそも何のことをいっているのかよくわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、抗酸化とは具体的に何なのかについてご紹介します。

老化予防に役立つ栄養素や消費もご紹介するので役立ててみてください。 

抗酸化とは何か

抗酸化とは、「活性酸素」と呼ばれるものと戦う力のことをいいます。活性酸素とは、身体を錆びさせる原因になるもので、呼吸をした際に取り組んだ酸素の一部が体内でその他の物質と結びつくことにより発生するものです。 

活性酸素は様々な病気の原因になるとされており、細胞を老化させるだけでなく、がん細胞を作る原因にもなります。活性酸素が増えればそれだけ肌は年老いてしまいますし、健康にも悪影響を及ぼすことが考えられるのです。 

ただ呼吸するだけでも発生してしまうのが活性酸素ではありますが、抗酸化は活性酸素を抑えたり、無毒化したりする役割を持っています。 

だからこそ、抗酸化力のあるものを取り入れると肌が老化するのを防ぐことができるほか、病気のリスクも抑えることができるので、美容にも健康にも深く関わりのあるものだといえるでしょう。 

こちらの記事では、肌の酸化について解説しており、肌の酸化の原因に予防法を解説しています。あわせてご覧ください。

老化を加速!肌の酸化を防ぎ老いを予防しよう!

活性酸素が増える原因

活性酸素は、呼吸活動によって取り入れた酸素から生み出される物質です。

酸素を取り入れて呼吸をしているため、活性酸素を完全に取り除くことはできませんが、アンチエイジングや疾患予防のために、活性酸素が発生しやすくなるケースを押さえておく必要があります。

活性酸素が発生しやすいケースとしては、以下のような原因が考えられます。

脂肪の多い食事・乱れた食生活

活性酸素は呼吸活動によって生み出されますが、人間の体には元から抗酸化機能が備わっているため、健康な人は体内の酸化スピードをゆるやかに抑えながら生命活動を行えます。一方で、抗酸化機能よりも活性酸素の蓄積が上回るような生活習慣を続けていると、体の中の錆びつきが加速します

一例として、脂肪を多く含むスナック菓子やファストフード、揚げ物などの食事習慣です。抗酸化作用をもつ栄養素を他の食材から補給する必要があります。タバコ・アルコールのような嗜好品も、内臓機能や循環機能にとって悪影響です。

強いストレスや激しい運動

心身に負担となる強いストレスや激しい運動も、活性酸素を増やす原因に。心拍数が上がり呼吸が激しく行われるほど、活性酸素の産生が増えてしまうのです。反対に、軽めの運動であれば適度にリラックスしながら血行改善などが促されるため、健康維持に役立ちます。

紫外線・放射線・大気汚染

紫外線や放射線といった自然界に存在する光線は、浴び続けることで皮膚や細胞が傷つきます。また、化学物質で汚染された大気に肌がさらされると、活性酸素が発生しやすくなると考えられています。

タバコ・アルコールの習慣

タバコは血流を阻害し、アルコールは代謝機能を司っている肝臓の機能を弱らせてしまいます。これらの嗜好品を継続、または定期的に摂取すると、体内の機能が阻害され活性酸素に対抗する抗酸化力が衰える可能性があります。

活性酸素が体に与える影響

活性酸素は、体にどのような影響を与えるのでしょうか。それぞれ詳しくみていきましょう。

皮膚の病気

活性酸素がもたらす可能性のある病気としては、皮膚炎やアトピーといった炎症系の病気が挙げられます。活性酸素が産生されると、食べ物に含まれる脂質と結びついて、「過酸化脂質」となり、皮膚障害の原因になると考えられています。

胃腸の病気

胃腸が弱っていると、活性酸素が体の各所にダメージを与えます。その一つとして考えられているものが、急性の胃粘膜障害や胃潰瘍、大腸炎(腸炎)などといわれています。

生活習慣病

活性酸素が除去されにくい状態のまま産生が続くと、体の中に蓄積し、ダメージを与え続けます。脂肪肝や高血圧はその代表例といわれ、放置していると心筋梗塞や糖尿病といった生活習慣病として現れてくるおそれがあります。

老化予防のために取り入れたい栄養素

老化予防のために取り入れたい栄養素としては、ビタミン類や亜鉛、ポリフェノールなどが挙げられます。

栄養素の中には抗酸化力の高いものがあるため、普段の食事やサプリメントなどで取り入れていくことをおすすめします。それぞれの栄養素の特徴をチェックしていきましょう。

ビタミンA

ビタミンAは、緑黄色野菜や卵黄、うなぎなどさまざまな食材に含まれている栄養素です。レチノール、レチナール、レチノイン酸をまとめてビタミンAと呼び、脂溶性で目や皮膚の粘膜を保護する役割があります。乾燥予防にも効果的な栄養素です。

【ビタミンAが豊富な食品】

  • ・卵黄
  • ・にんじん
  • ・ほうれん草
  • ・うなぎ

ビタミンC

ビタミンCは「アスコルビン酸」と呼ばれる栄養素で、弾力のある肌をつくるコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。毛細血管や軟骨を正常に保ち、皮膚のメラニン色素の生成を抑えることが可能で、高い抗酸化作用が注目されています。

【ビタミンCが豊富な食品】

  • ・柑橘類
  • ・キウイ
  • ・パプリカ
  • ・アロエ

ビタミンE

ビタミンEは、合計8種類のトコフェロールとトコトリエノールの化合物であり、高い抗酸化作用をもつことで知られています。細胞とその外側を分ける「生体膜」を保護し、赤血球の溶血を防止します。神経系や血液循環の活動など、生命活動に重要な役割を果たしている栄養素です。

【ビタミンEが豊富な食品】

  • ・卵黄
  • ・アボカド
  • ・大豆
  • ・カボチャ

亜鉛

亜鉛は必須ミネラルの一種であり、筋肉や骨の中にも含まれている栄養素です。ビタミンAとともに抗酸化作用や免疫力アップのために働き、味覚を正常に保つほか髪や皮膚の健康維持にも役立てられています。

【亜鉛が豊富な食品】

  • ・牛肉
  • ・納豆
  • ・高野豆腐
  • ・切り干し大根

ポリフェノール

ポリフェノールは自然界に存在する色素や苦味の成分で、約5,000種類以上が存在するといわれています。植物が酸化から自身を守るために作り出した物質のため、抗酸化作用にすぐれています。栄養成分としても優秀であり、活性酸素を無害化する作用が期待できます。

【ポリフェノールが豊富な食品】

  • ・赤ワイン
  • ・チョコレート(カカオ含有量が多いもの)</li>
  • ・緑茶
  • ・ブルーベリー

カロテノイド

カロテノイドは動植物がもつ赤色または黄色の色素です。カロテン類とキサントフィル類に分けられ、どちらも活性酸素を取り除く抗酸化作用をもっています。人間にはない栄養素であり体内で作り出すこともできないため、食品から継続的に摂取する必要があります。

【カロテノイドが豊富な食品】

  • ・トマト(リコピン)
  • ・唐辛子(カプサイシン)
  • ・にんじん(β‐カロテン)
  • ・鮭(アスタキサンチン)

抗酸化のケアにおすすめの美容クリーム

スキンケアアイテムの中で抗酸化力が期待できるものを取り入れたいと考えている方におすすめしたいのが、フローレスC60の「クリームW」です。 

強力なだけでなく、持続性もある抗酸化力が特徴的な「フラーレン」を配合しています。 

フラーレンには活性酸素を除去する作用があるだけでなく、シミやくすみの原因になるメラニンを抑えたり、しわの形成を抑制したりする効果、毛穴を引き締める効果などがあるため、総合的に美肌を目指したいと考えている方もチェックしてみてはいかがでしょうか。 

フローレスC60のクリームWには、水溶性と油溶性の両方のフラーレンが配合されており、効果を発揮するのに必要な濃度以上が配合されていることを示す「R.S.」「L.F.」マークもついています。 

トリプルセラミドも配合されているので、若々しい肌を目指している方もぜひチェックしてみてください。 

活性酸素と戦う肌を作る

抗酸化とはなんのことをいうのかについてご紹介してきました。私たちの身体が老化するのは活性酸素による錆が大きな原因とされているので、錆と戦う力を高めていくためにも抗酸化力に注目してみましょう。 

食べ物の中にも抗酸化作用を持つ食材はいろいろあるので、食事にこだわるのも良いのですが、肌に直接的に働きかけたいと考えている方は、スキンケアアイテムで取り入れてみるのもおすすめです。 

「フローレスC60」について詳しく見る

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栄養補給を行って活性酸素を減らす

今回は、活性酸素が及ぼす影響や抗酸化に役立つ栄養素について紹介しました。体に備わっている抗酸化機能は加齢とともに衰えていくため、健康なうちに活性酸素に対抗できる体づくりや生活習慣を心掛けていきましょう。 お肌にはスキンケアアイテムを活用し、体の内側からは栄養をしっかりと補給して、抗酸化能力をアップしていくことが大切です。栄養価の高い食材をメニューに取り入れながら、アンチエイジングを目指してみてはいかがでしょうか。

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