顔のたるみの原因と予防法をご紹介!
エステサロンの開業サポートはどんな流れで支援してくれるの?
株式会社ウィズ・アス インストラクター
弊社自慢の脱毛機やメタジェクトの良さを、全国の方に発信中です♡カリスマ美容家を目指して日々頑張ってます♩
【資格】
・AEA認定エステティシャン
・エステティック専門学校2年・エステティックサロン勤務7年 マネージメント(店長)
美容機器、化粧品販売を提供する東京都港区にある美容機器メーカー。
顧客志向の美容機器と高品質な商品を展開中。
日々「エステ業界」や「美容」まで、お役立ちコンテンツを制作中。
エステサロンを新しく開業するときは、さまざまな手続きや準備が必要です。
何もノウハウのないところからスタートさせるのは少しハードルが高いかもしれませんが、開業サポートを専門に行うコンサルティング会社やサポートサービスを活用するのも一つの方法です。
ここでは、エステサロンの開業サポートについて、その内容やメリットなどを紹介します。
エステサロンの開業サポートとは
開業サポートを利用すると、以下のような流れで支援が受けられます。
相談
開業に関するさまざまな相談が可能です。例えば、お店のオープンまでの流れを追いながら、ターゲットとなる層の決め方や商材の選定などに関する相談ができます。
また、開業するにあたりどういったものを用意すべきかなどについても細かく相談に乗ってもらえるのが魅力です。疑問点がある場合はこの時点で確認しておきましょう。
初期費用の準備
相談で大まかな流れを把握したら初期費用を準備します。エステサロンの開業サポートを利用することにより、資金計画の立て方や、運転資金の使い道についてサポートを受けることが可能です。
できるだけ早い段階で資金計画を正確に立てておくことは非常に重要といえます。
なお、サロンの形態によって異なる初期費用の詳細については以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
目標・計画の設定
客単価の出し方から集客計画、売上目標までを決めていきます。回転数の割り出しなどもこの段階で行います。
立地や物件の選定
非常にたくさんある物件の中からできるだけ予算に近く、予防にも近い土地や物件を見つけるためのサポートが受けられます。
専門的な知識をもとにサロンがメインターゲットとする客層などに合わせて適した場所の提案が受けられるのも強みです。
メニューと価格の決定
店舗で提供するメニューと、それぞれの価格を設定します。決め方がわからなくても随時サポートが受けられるので安心です。
▼こちらの記事ではサロン開業を検討している方にむけて、準備すべき内容について解説しております。あわせてご覧ください。
開業サポートを受けるメリット
上記の開業サポートを受けると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
経営のノウハウが身につく
将来的に店舗を拡大、あるいは別の店舗を運営する場合でも、サポートを一度受けておくだけで経営のノウハウが身につきます。
一人でも開業できる
順序よく段階的にサポートが受けられるので、他に頼れる人がいなくても安心です。疑問点や不安なことも相談できるので、不透明な部分を残さずに開業ができます。
アドバイスが参考になる
プロ目線でのアドバイスが受けられるのも大きなメリットです。経営に関することや費用に関すること、準備すべき優先順位など、サロン経営を成功に導くためのアドバイスをしてもらえます。 自分1人で調べたり検討したりするのが難しいものもありますが、詳細なアドバイスを受けることにより、予算や時間を節約することも可能です。
開業サポートのデメリット
開業サポートを受けることによりさまざまなメリットが得られますが、一方でデメリットもあるので確認しておきましょう。主なデメリットは、以下の2つです。
開業のコストが増える
開業サポートは有料のサービスであるため、費用がかかります。どの程度の費用が設定されているのかについては、選択するサービスによって異なりますが、サロンの開業企業のほかにプラスする形で費用がかかる点についてはよく理解が必要です。
ただ、費用を重視して利用するサービスを決めたところ、サポートの内容が不十分だったということになると大変なので、注意しましょう。
日程調整の手間がかかる
開業サポートを受ける場合、お互いに時間を取って話し合いを進めていく形となります。そのため、それぞれ日程調整を行わなければなりません。
開業前は準備しなければならないことも多く、忙しい日々を過ごすことになります。なかなか時間が合わず、スムーズなサポートが受けられない可能性があるのはデメリットです。
サポートを上手に利用することが成功の秘訣
開業サポートを利用すると、大まかな開業までの流れから押さえておきたいポイント、資金の使い方や単価、価格の計算の仕方など、さまざまなノウハウが学べます。
サポートをうまく利用すれば、初めての開業でも不安が少なく、自信をもってお店が開けることでしょう。
サロンのオーナーは初期投資や固定費など、大きな出費や月々にかかる費用も含めて多くのことを考えていかなければなりませんが、アドバイスを受けておけばどこかで必ず役に立つはずです。
開業前に下準備を行えば、開業後も経営が安定しやすくなります。開業サポートのなかには、開業後も継続して支援を行っているところもあるので、経営を続けるうえで新しく出てくる悩みも相談できます。
開業サポートはできるだけワンストップで行っている企業が理想的です。あちこちに連絡をするようなケースでは、やるべきことが多く混乱しがちですが、ワンストップサポートならコンサルティングから手続きまで、同じ企業の中ですべて行うことができます。
開業のサポートに役立つ助成金制度
エステサロンの開業に活用できるような助成金制度があります。どういったものがあるのか代表的なものを紹介するので、利用できそうなものはぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
なお、助成金とは支援金のことであり、返済は必要ありません。国や地方公共団体などから支給されることになり、申請や審査が必要です。抽選になることが多い補助金とは異なり、基本的に要件を満たしていれば受給できます。
補助金は確実に受け取れるものではないことから、条件を満たしている助成金を申請した上で補助金も申請するような形にしていくと良いでしょう。
キャリアアップ助成金
正社員化支援や、処遇改善支援に取り組んだ場合に受け取れる助成金です。有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といった非正規雇用の労働者をキャリアアップさせたいと考えた事業主を助成する目的で作られました。
あらかじめ正社員化支援または処遇改善支援の中にあるコースを確認して決定し、労働組合等の意見を聴いて作成するキャリアアップ計画を提出しなければなりません。キャリアアップ計画期間内にキャリアアップに取り組む必要があるので、注意しましょう。
例えば、正社員化コースを選択する場合、有期雇用労働者を正社員することによってスタッフ1人当たり57万円が助成されます。無期雇用労働者を正社員にした場合は28.5万円です。
1年度1事業者あたりが支給申請できる人数は20名までとなっています。また、この他に人材開発支援助成金の訓練を修了した非正規雇用労働者を正社員化した場合は下記で紹介する訓練加算額分の支給が受けられるので、確認してみてはいかがでしょうか。
参考:(PDF)厚生労働省:キャリアアップ助成金の
ご 案 内(令和5年度版)[PDF]
人材開発支援助成金
人材の育成、教育といったものに力を入れている事業主をサポートするための助成金が人材開発支援助成金です。労働者に対し、職務に関連している専門的な知識や技能を習得させるための職業訓練などを行った場合、訓練経費や訓練期間中の賃金などが一部助成されます。
選択できるコースは人材育成支援コース、教育訓練休暇等付与コース、人への投資促進コース、事業展開等リスキリング支援コースなど、全部で7種類です。
例えば、人材育成支援コースを選択する場合、1人1職業訓練実施計画届あたりのOFF-JTにかかる経費助成額について紹介します。中小企業事業主・事業主団体等の場合、OFF-JT10時間以上100時間未満だと15万円、100時間以上200時間未満だと30万円、200時間以上だと50万円が限度額として定められています。
賃金助成限度額は1,200時間まで(専門実践教育訓練については1,600時間)です。
参考:(PDF)厚生労働省:人材開発支援助成金(人材育成支援コース)のご案内[PDF]
地域雇用開発助成金
指定されている地域にサロンを開業することによって助成金が得られる制度です。対象になるのは、雇用機会が特に不足している地域なので、事前に該当するか確認しておきましょう。
該当地域の事業者が事業所の設置と整備を行い、その地域に居住する求職者を雇うことによって設置整備費用及び対象労働者の増加数に応じて助成されるものです。
1年ごとに最大3回まで支給されます。受給要件は、1回目と2回目・3回目では異なるので、よく確認が必要です。
受給額は、設置・設備費用と、対象労働者の増加人数によって変わります。設置・設備費用は300万以上の場合は50~300万円、1,000万円以上の場合は60~400万円、3,000万円以上の場合は90~600万円、5,000万円以上の場合は、120~800万円です。特例なども用意されています。
両立支援等助成金
働きながら子育てもしたいといった労働者を雇用する目的で、仕事と家庭の両立支援に取り組む事業主のための助成金です。出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)、介護離職防止支援コース、育児休業等支援コースなどが用意されています。
給付を受けるためには、スタッフのために育児休暇や介護休暇を調整したり、短時間勤務制度の規定を設けたりするなどが必要です。
選択するコースによって金額が変わり、例えば出生時両立支援コース(第1種)では、育児休業取得が20万円、代替要員加算が20万円(3人以上45万円)、育児休業等に関する情報公表加算が2万円となっています。
条件を満たせるものがあれば取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考:(PDF)厚生労働省:令和5年度両立支援等助成金(出生時両立支援コース、介護離職防止支援コース、育児休業等支援コース)の制度変更をお知らせします[PDF]
自治体の助成金
各自治体でも独自に助成金を用意していることがあります。厚生労働省が行っているものにプラスして受け取れる場合があるため、どちらも確認しておくと良いでしょう。
例えば、従業員の雇用に関するもの、働き方に関するものなどがあります。まずはサロンを開業する予定の自治体でどういった補助金を用意しているのか調べ、条件を満たしているかについても確認してみてください。
なお、サロン開業支援の方で助成金に関する詳しい説明が受けられるケースもあります。
憧れのエステサロンはサポートを活用しよう
開業サポートは一人きりでも安心して開業できるように、アドバイスやコンサルティングを行ってくれる企業です。お金に関わること、集客について、経営を続けるうえで心配なことなど、なんでも相談できるのが嬉しいポイントです。
まわりに相談できる人がいないけれどエステを開業したいという方は、ぜひ開業サポートを利用してはいかがでしょうか。