脱毛の自己処理リスクと毛嚢炎の防ぎ方を紹介!

更新日:2023.7.12

カミソリでの自己処理や、脱毛の施術でムダ毛の処理をすると、毛嚢炎(もうのうえん)という肌トラブルが起きる可能性があります。

毛嚢炎という名前を聞いたことはあるものの、具体的にはどのようなものなのか、ご存じではないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、毛嚢炎の原因と予防方法をわかりやすく解説します。

毛嚢炎のリスクを減らして、美肌を保ちたいとお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

毛嚢炎とは?

毛嚢炎とは、ニキビのような赤色あるいは白色の小さな吹き出物が、毛穴を中心にできるという炎症のことです。

肌にもともと存在する細菌が、毛穴にできた小さな傷に入り込むことで炎症を引き起こします。

基本的には、毛嚢炎によってかゆみや痛みが発生することは少ないです。

しかし、炎症が進行して膿が溜まって重症化した場合には、しこりや発熱などの症状が現れる場合もあります。

また、毛嚢炎は見た目や症状がニキビに似ているものの、ニキビとは原因が異なります。

そのため、毛嚢炎を発症してから1週間程度経過しても治らない場合は、皮膚科を受診しましょう。

毛嚢炎とニキビの違い

毛嚢炎とニキビはどちらも、赤色や白色の吹き出物ができるという症状であるため、見た目や症状が似ています。

しかし、毛嚢炎とニキビはあくまで別物です。

毛嚢炎を引き起こす細菌が、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌である一方で、ニキビを引き起こす細菌はアクネ菌です。

炎症を引き起こす細菌の種類が異なるため、毛嚢炎とニキビは違うものだといえます。

しかし、毛嚢炎とニキビが引き起こされる仕組みが、細菌が毛穴に入り込んで繁殖するという流れで似ているため、見た目や症状が似ているというわけです。

毛嚢炎ができやすい場所

毛嚢炎は、肌への刺激が多い場所や皮脂が多く分泌される場所や、蒸れて細菌が繁殖しやすい場所にできやすいといわれています。

たとえば、紫外線やマスクで刺激を受けることが多い顔や、汗をかきやすい背中、蒸れやすい太ももなどは、毛嚢炎ができやすい場所として挙げられます。

毛嚢炎を引き起こさないためになるべく肌への刺激を減らし、汗をかいた際はきれいなタオルでしっかりと拭くなど、普段の生活から肌を清潔に保つことが大切です。

毛嚢炎の原因

毛嚢炎の原因は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの細菌が毛穴に入り込むということです。

黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌は、肌にもともと存在する細菌であり、常在菌と呼ばれます。

常在菌の役割は、肌のバリア機能を保つことです。常在菌は、通常は肌を守っているため、健康に悪影響を与えません。

しかし、肌にすり傷やかき傷があるときや、肌の免疫力が低下しているときには、これらの細菌が毛穴から入り込んだあとに繁殖して、毛嚢炎が引き起こされることがあります。

カミソリでムダ毛の自己処理を行った場合や脱毛の施術を受けた場合は、肌を傷めやすく肌の免疫力が低下することがあるため、特に注意が必要です。

脱毛の施術後に毛嚢炎が引き起こされてしまった場合の対応方法

脱毛の施術後に毛嚢炎が引き起こされてしまった場合、施術を受けたクリニックやサロンに相談することが大切です。

脱毛の施術を受けると、肌のバリア機能がダメージを受けて、免疫力が一時的に低下します。

肌の免疫力が低下しているときに、常在菌が毛穴に入り込むと毛嚢炎が引き起こされる可能性があります。

毛嚢炎は脱毛の施術を受けた直後だけではなく、数日から数週間後に発症する場合もあるため、脱毛の施術後は肌を清潔に保って、毎日のスキンケアを丁寧に行いましょう。

また、毛嚢炎はそのまま放置すると症状が悪化して色素沈着の原因となり、シミやくすみなどの肌トラブルの原因にもなるため、早めに治療を受けることをおすすめします。

毛嚢炎の3つの予防方法

毛嚢炎を防ぐためには、事前に対策を行うことをおすすめします。

ここからは、毛嚢炎の予防方法を3つ紹介します。

方法①肌を清潔に保つ

毛嚢炎の原因は、肌にもともと存在する細菌が毛穴に入り込むことであるため、肌の衛生状態がよくない場合は、細菌が繁殖して毛嚢炎が引き起こされるリスクが高まります。

そのため、細菌が繁殖しないように肌を清潔に保つことは、毛嚢炎の予防につながります。

汗をかいた際はきれいなタオルで汗を拭きとり、入浴の際は抗菌作用のある石けんで、摩擦を起こさないようにやさしく洗いましょう。

方法②ムダ毛の自己処理を控える

ムダ毛をなくすために、カミソリや毛抜きを使うこともあるかもしれません。

しかし、カミソリや毛抜きでの自己処理は肌へのダメージが大きく、毛穴に傷がついてしまう場合があるため、毛嚢炎が引き起こされる可能性が高まります。

そのため、カミソリや毛抜きを使ったムダ毛の自己処理は、控えることをおすすめします。

どうしても自分でムダ毛を処理しなければならない場合は、肌への負担が比較的少ない電気シェーバーを使いましょう。

また、ムダ毛の自己処理をしたあとは保湿ケアをしっかりと行い、肌のバリア機能を正常に保つことが大切です。

方法③安全な脱毛の施術を検討する

安全な脱毛の施術を検討することも、毛嚢炎の予防につながります。

脱毛の施術は、レーザー脱毛や光脱毛などのいくつかの種類がありますが、レーザー脱毛の施術を受ける場合は注意が必要です。

なぜなら、レーザー脱毛では出力パワーの強いレーザーを照射して脱毛を行うため、肌のバリア機能がダメージを受けて、毛嚢炎が引き起こされる可能性があるからです。

一方で、光脱毛はレーザー脱毛と比較すると出力パワーが低いため、毛嚢炎が引き起こされる可能性は低いと考えられます。

そのため、これから脱毛の施術を受ける場合や、すでに脱毛の施術を受けている場合でも、安全な脱毛の施術を検討することは、毛嚢炎の予防につながるといえます。

▼こちらの記事では、光脱毛の仕組みを解説しています。あわせてご覧ください。
光脱毛の仕組みと種類について徹底解説

しっかり保湿を行う

肌が乾燥するとバリア機能が弱まるので保湿しましょう。乾燥肌気味の方は特に注意が必要です。

▼こちらでは医療脱毛と美容脱毛の違いやメリット・デメリットについて解説しています。あわせてぜひご覧ください。

医療脱毛と美容脱毛の違い・メリット・デメリットを解説

サロン選びについて

自己処理を行うことで、肌を痛めてしまったり、毛の色が濃く感じるようになったりしてしまうことがあります。

そんな時はぜひ脱毛サロンを利用してください。脱毛サロン選びについてこちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

サロン選びは失敗しないように慎重に!選ばれるサロンになる方法とは

毛嚢炎はカミソリでの自己処理や脱毛の施術後に引き起こされる可能性がある

毛嚢炎とは、赤色あるいは白色の小さな吹き出物が、毛穴を中心にできて引き起こされる炎症のことです。

毛嚢炎の原因は、肌に存在する常在菌が、毛穴にできた傷に入り込んで繁殖することです。

カミソリでの自己処理や、脱毛の施術でムダ毛の処理をすると、肌が傷つく場合や、肌の免疫力が低下する場合があるため、毛嚢炎が引き起こされるリスクが高まります。

S.S.C.M®では、特殊なクリプトンライトを照射することで、肌への刺激を減らしながら脱毛できます。

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