光老化とは?肌の影響と対策について解説
エイジングケアとは?意識したい3つのことと美容液選びのポイント
株式会社ウィズ・アス インストラクター
弊社自慢の脱毛機やメタジェクトの良さを、全国の方に発信中です♡カリスマ美容家を目指して日々頑張ってます♩
【資格】
・AEA認定エステティシャン
・エステティック専門学校2年・エステティックサロン勤務7年 マネージメント(店長)
美容機器、化粧品販売を提供する東京都港区にある美容機器メーカー。
顧客志向の美容機器と高品質な商品を展開中。
日々「エステ業界」や「美容」まで、お役立ちコンテンツを制作中。
エステサロンのオーナーに向けて、エイジングケアとはどのようなものか、基本的知識からアイテム選びまで幅広く解説していきます。
30代以上の女性になると、エイジングケアに興味を持ち始める方が多いものです。しかしエイジングケアは、個々人の肌の状況にあわせて適切に行なっていくべきであることをご存じでしょうか?
肌の悩みは千差万別です。同じアイテムを使って、同じケアをしたとしても、効果を感じられるかは肌質との相性によります。そこで今回の記事では、エイジングケアとはどのようなものか、美容液選びのポイントも含めてご紹介していきます。
お客様に対して適切なエイジングケアをご提案したいと思われているなら、今回の記事を参考にしていただくことで実現に近づくはずです。
エイジングケアについて
エイジングケアとは年齢による肌の変化をケアすることです。しかしエイジングケアとは何歳ごろから始めるものなのでしょうか?また年齢による肌の変化とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか?
まずはエイジングケアについての基礎的な知識から見ていきましょう。
エイジングサインは何歳から
年齢による肌の変化である「エイジングサイン」は、30代に入るころに現れてくることが多いでしょう。肌機能は28歳頃から衰え始めるとされます。シミやシワが目立つようになってきたり、肌のハリが失われてきたりなど、さまざまな症状が見られるようになります。
20代のころに比べて「肌が変わってきた」と感じられることがあれば、どのような症状であれエイジングサインと言えるかもしれません。現れる始める年齢には個人差があるでしょうが、およそ30代に入ることから見られることが多くなっています。
肌の変化は
エイジングサインとして現れる肌の変化はさまざまですが、主に次のような変化が見られがちです。
【肌の変化】
- ・シミが増える
- ・目元の小じわが目立つようになる
- ・頬のふっくら感が失われる
- ・ほうれい線が目立つようになる
- ・肌のハリが失われる
- ・ファンデーションのノリが悪くなる
- ・化粧崩れが起こりやすくなる
30代に入り少しずつ年齢を重ねていくと、上記のような肌の変化が見られるようになります。20代の頃には気にならなかったシミや小じわ、たるみなどが感じられることもあるでしょう。
また目に見える肌の変化がなくても、ファンデーションのノリや化粧崩れから肌の変化を感じることも少なくありません。以上のように、エイジングサインはさまざまな形で現れてきます。
エイジングケアの始める時期
エイジングケアとはエイジングサインが現れる前から、早めに始めることをおすすめします。具体的にはエイジングサインが出る前の20代後半からケアを始めましょう。そして30代に入り本格的にエイジングサインが出始めたら、さらに入念なケアを始めるのがおすすめです。
エイジングサインが出始める前に早めのケアをすれば、シミ・シワ・たるみなどのエイジングサインをより軽減させられるようになります。
エイジングケアで使うアイテム
それではエイジングケアで使う代表的な5つのアイテムについて見ていきましょう。
【代表アイテム】
- ・クレンジング
- ・洗顔料
- ・化粧水
- ・美容液
- ・クリーム
エイジングケアでは基本のスキンケアアイテムに加えて、美容液やクリームをプラスします。
エイジングケアに用いるには、基本のスキンケアアイテムでも保湿力を重視するのがポイントです。そしてスペシャルケアとして、美容液やクリームを使用します。
そして化粧水や美容液で保湿&ケアをしたら、クリームでふたをして 水分と油分が抜けないようにしてください。以上のようにエイジングケアとはクレンジング・洗顔料・化粧水・美容液・クリームを使うのが基本です。
エイジングケアで意識するポイント
それでは続いて、エイジングケアで意識するべきポイントについてご紹介していきます。適したアイテムを使いながら、ケアのポイントを守ることでさらなる効果が期待できるでしょう。
ポイント1:保湿力
エイジングケアで重要なのは「保湿力」です。
保湿ケアにより肌内部の水分を保てるようになれば、肌機能が活性化されます。またバリア機能も高まることから、紫外線や摩擦などの外的刺激から肌を守る力も高まります。 [1]
そのため保湿力の高いアイテムを選ぶことはエイジングケアに欠かせません。天然保湿因子である「アミノ酸」や細胞間脂質である「セラミド」が配合されたアイテムがおすすめです。
エイジングケア用のアイテムを選ぶ際には、保湿力の高さを意識して選ぶと間違いがないでしょう。
ポイント2:成分
エイジングケアで次に意識したいのが、配合されている成分です。
エイジングケアに適しているとされる成分にはいくつかの種類があります。ひとつ前の項目で解説したアミノ酸やセラミドは、保湿力の高さからエイジングケアに推奨される成分です。
その他、美白作用を期待するなら「ビタミンC誘導体」や「コウジ酸」 [2] が効果的だとされます。小じわ改善を目指す場合は、シワ改善の有効成分として承認されている「レチノール」が効果的です。
高い抗酸化作用を持つ「アスタキサンチン」[3]が配合されたスキンケアアイテムも良いでしょう。
以上のような成分が配合されたアイテムは、エイジングケアに一定の効果をもたらすと考えられます。
ポイント3:自身の肌にあうかどうか
エイジングケアに適した成分が配合されていたとしても、自身の肌にあうかどうかを判断して選ぶことが重要です。
エイジングケアに効果的であるとされる成分はたくさんあります。
しかし自身の肌にあわない成分のアイテムを使っても、思うような効果は得られないでしょう。それぞれの成分の働きを知って、抱える悩みにあった配合成分のアイテムを選ぶことがエイジングケアにおけるポイントです。
美白作用・抗シワ作用・たるみ改善など、求める作用は個々人により変わります。お客様の悩みから必要となる成分を判断し、提案することが顧客満足度を高めることにつながります。
ポイント4:タイミング
エイジングケアを行うタイミングは、朝と夜の1日2回が基本です。朝の洗顔後と、夜の入浴・洗顔後のタイミングでケアを行えば効果が期待できます。
乳液やクリームは、日中に受ける紫外線や大気中のチリなどによる刺激から、肌を守る役割も果たします。エイジングケアを行うタイミングは1日2回です。1日2回のタイミングで、毎日行うことにより効果が得やすくなります。
エイジングケアの美容液の選ぶポイント
エイジングケアで頻繁に用いられる美容液。美容液は肌の悩みを解消するためのものが多いので、他のアイテム以上に選び方に気をつけなければなりません。
エイジングケアでの美容液はどのように選ぶべきか、肌のお悩みごとに適した成分を解説していきます。
乾燥肌向け
まずは乾燥しがちな肌の方がエイジングケアを行う場合の美容液選びからです。次のような成分が配合されている美容液であれば、乾燥肌の方に適していると言えるでしょう。
【成分】
- ・セラミド
- ・グリセリン
- ・ヒアルロン酸Na
- ・糖類
セラミドやグリセリン、ヒアルロン酸Naはいずれも、保湿力・保水力に優れた成分です。
糖類は保湿性が高く、親水性に優れているものが多いため、保湿剤として優れています。[4]
またセラミドは肌表面の角層の隙間を生めるための細胞間脂質として肌に存在している成分です。グリセリンは長時間にわたり保湿力が継続する成分であり、角層の水分量を維持するために役立つとされます。[5]
ヒアルロン酸は摂取することで角層の水分量が大幅に上昇すると報告されているため、効果的な保湿成分です。
乾燥肌の方のエイジングケアでは、以上の4つの成分が配合されたアイテムを選びましょう。 [6]
シミ・そばかす向け
続いてはシミやそばかすに悩んでいる方におすすめの、エイジングケア用成分についてご紹介します。
【成分】
- ・ビタミンC誘導体
- ・トラネキサム酸
- ・プラセンタエキス
- ・コウジ酸
ご紹介した成分は、いずれも色素沈着の原因となるメラニンに働きかける力を持つものです。
ビタミンCはメラニン色素の前駆体であるドーパキノンを、ひとつ前の状態であるドーパに戻す作用を持ちます。
さらにメラニン色素の生成に必要な「チロシナーゼ」と呼ばれる酵素の活性を阻害し、メラニン生成を抑制する成分でもあります。[7]
プラセンタエキスはビタミンC誘導体と同じように、抗酸化作用とメラニンの生成を抑制する働きを持つ成分です。コウジ酸もビタミンC誘導体とよく似ており、「チロシナーゼ」の活性を阻害すると報告されています。
トラネキサム酸や抗炎症作用と、メラニン色素の生成をうながす物質の活性化を阻害する働きを発揮します。
ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・プラセンタエキス・コウジ酸はいずれも美白作用を持つ成分です。エイジングケアでシミやそばかすを解消したいと思われている方には、ご紹介したような成分が配合された美容液をおすすめします。[8] [9] [10]
ハリ・弾力向け
最後はエイジングケアでハリ・弾力の改善をしたいと思われる方におすすめの美容液成分です。
【成分】
- ・ビタミンA誘導体
- ・機能性ペプチド
シワ改善に効果があると先にご紹介した「レチノール」とは、ビタミンAのことです。「パルミチン酸レチノール
リノール酸レチノール」「リノール酸レチノール」などと記載されているケアアイテムは、ビタミンA誘導体が配合されていることを示します。
また機能性ペプチドには抗酸化作用やタンパク質の分解を制御する作用があり、ハリ・弾力に悩む方のエイジングケアに適する成分です。
エイジングケアとは肌の悩みにあった成分を選ぶことから
いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことでエイジングケアとはどのようなものかがご理解いただけたと思います。
エイジングケアは20代後半から、早めに始めたいスキンケアです。クレンジング・洗顔料・化粧水に加えて美容液とクリームをプラスするケアが基本となりますが、重要なのは肌悩みにあったアイテムを選ぶこと。個々人の肌悩みを解消してくれる成分が配合されたアイテムを選びましょう。
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<参考>
[1]参照:JSTAGE:(PDF)皮膚の保湿メカニズム
[2]参照:JSTAGE:(PDF)シワを「目立たなくする」から「改善する」までの製剤技術と有効性
[3]参照:JSTAGE:(PDF)アンチエイジングへの挑戦
[4]参照:JSTAGE:(PDF)糖類およびその誘導体の特性と応用
[5]参照:JSTAGE:(PDF)保湿化粧品とその作用
[6]参照:消費者庁:(PDF)機能性の科学的根拠に関する点検表
[7]参照:JSTAGE:(PDF)美白製品とその作用
[8]参照:JSTAGE:(PDF)機能性食品:プラセンタエキス
[9]参照:JSTAGE:(PDF)麹菌におけるコウジ酸生合成経路の解析
[10]参照:JSTAGE:(PDF)トラネキサム酸と肝斑