業務用脱毛器を中古で購入するメリットとデメリット

更新日:2023.7.12

業務用脱毛器の中古購入は、新品購入と比べて一見するとお得に見えますが、その実、様々なメリットとデメリットが存在するのです。

この記事では、業務用脱毛器を中古で購入するメリットとデメリット、それに伴う費用や脱毛器の選び方について詳しく解説します。
これらの情報を理解することで、ビジネスの成功に役立つ適切な選択を行うための知識を得られるでしょう。

業務用脱毛器を中古で購入するメリット

業務用脱毛器を中古で購入することには、いくつかの明らかなメリットがあります。

・メリット①初期費用が安く抑えられる
・メリット②サブビジネスを始めやすい

これらは新規にビジネスを開始したい人々や、すでに存在するビジネスの拡大を検討している人々にとって、特に魅力的な選択肢となるかもしれません。
それでは具体的なメリットについて見ていきましょう。

メリット①初期費用が安く抑えられる

中古の業務用脱毛器を購入する最大のメリットは、初期費用を大幅に削減できることです。新品の脱毛器は非常に高価ですが、中古品であればその一部のコストで手に入れることが可能です。

これにより、特に予算が限られている場合でもビジネスを始める門戸が広がります。

メリット②サブビジネスを始めやすい

中古の業務用脱毛器を購入することは、サブビジネスを始める際の障壁を下げます。
すでにエステティックサロンや美容院を運営している場合、中古の脱毛器を導入することで、新たなサービスを低コストで提供することが可能になり、ビジネスの多角化が進むでしょう。

業務用脱毛器を中古で購入するデメリット

一方で、業務用脱毛器を中古で購入することには、慎重に考慮すべきデメリットも存在します。

・デメリット①メーカーサポートが受けられない
・デメリット②消耗品が廃盤になっている可能性がある
・デメリット③マシンの故障履歴がわからない
・デメリット④最新の脱毛器に比べると性能が劣る
・デメリット⑤保証期間が過ぎている

これらは購入前の適切な調査と検討により、リスクを最小限に抑えることが可能です。
それでは、具体的なデメリットについて詳しく見ていきましょう。

デメリット①メーカーサポートが受けられない

中古の業務用脱毛器を購入すると、メーカーのサポートを受けられないことがあります。
新品を購入した場合、保証期間中は機器の故障や問題が発生した際に、メーカーからの修理やサポートを受けられますが、中古品ではその保証がないか、短くなる可能性があるからです。

デメリット②消耗品が廃盤になっている可能性がある

また、中古の業務用脱毛器を購入すると、必要な消耗品が既に廃盤になっている可能性があります。
特定の脱毛器は専用の部品や消耗品を必要とするため、これらが手に入らない場合、脱毛器を適切に動作させることが難しくなるのです。

それらの部品を探すための時間と労力、そして高価な代替品を購入するための追加費用も考慮しなければなりません。

デメリット③マシンの故障履歴がわからない

さらに、中古の業務用脱毛器を購入すると、そのマシンの故障履歴が不明確であるという問題もあります。
新品を購入すればその心配はありませんが、中古品では過去に何度も修理されていたり、隠れた問題を抱えていたりする可能性があるからです。

デメリット④最新の脱毛器に比べると性能が劣る

中古の業務用脱毛器を購入する際のもうひとつのデメリットは、最新の脱毛器に比べて性能が劣る可能性があるという点です。

脱毛技術は日々進化しており、新しい機器はより高速で効果的な脱毛を可能にする改良が加えられています。古いモデルを購入すると、これらの最新の機能や改善点を享受できないかもしれません。

デメリット⑤保証期間が過ぎている

中古の業務用脱毛器を購入すると、保証期間が既に過ぎていることが多くなっています。
新品の機器には通常、メーカーからの保証が付いていますが、中古品ではその保証がないか、短くなっているからです。
したがって、何か問題が発生した場合、修理費用は全て自己負担となる可能性があります。

業務用脱毛器を購入するとかかる費用

業務用脱毛器を購入すると、初期費用だけでなく、維持費やランニングコストも発生します。

・初期費用
・ランニングコスト
・メンテナンス費

これらの費用を理解し、予算を適切に計画することで、ビジネスの成功につながるのです。
以下では、業務用脱毛器の購入と運用に関わる主要な費用について詳しく説明します。

初期費用

業務用脱毛器の初期費用は、中古品ならば新品よりも低価格で購入できます。
この初期費用には、脱毛器自体の価格だけでなく、設置や運用を開始するための諸経費も含まれているのです。

初期投資はビジネスの立ち上げにおいて大きな負担となりますが、中古品を購入することでこれを軽減できます。

ランニングコスト

ランニングコストとは、ビジネスを継続的に運営するために必要な費用のことで、レンタル料・ユーティリティ費用・機器のメンテナンス費用などが含まれます。

これらの費用は、ビジネスの規模やロケーション、使用する機器の種類により大きく変動します。適切な予算計画と節約策を用いることで、ランニングコストを最小限に抑えることが可能です。

メンテナンス費

脱毛器のメンテナンス費用は、ビジネス運営の大きな負担となります。これは、機器の性能を維持し、顧客に最高のサービスを提供するために必要な費用です。

しかし、これらの費用は、使用する機器の種類や頻度、保守・修理の必要性により変動します。
メンテナンスは業務の安全性と効率性を保つために不可欠であり、これを怠ると機器の寿命が短くなり、最終的にはさらなるコストが発生するのです。

業務用脱毛器の選び方

業務用脱毛器の選び方を理解することは、ビジネス成功の鍵となります。
選び方は、個々のニーズによって大きく変わるため、慎重な検討が必要です。

・選び方①痛みの強さ
・選び方②照射スピード
・選び方③脱毛方式
・選び方④安全性
・選び方⑤多機能性

これらを考慮に入れることで、最高のパフォーマンスと顧客満足度を提供する機器を選択することが可能となります。

選び方①痛みの強さ

業務用脱毛器を選ぶ際、痛みの強さは重要な要素のひとつです。

顧客体験の観点から、脱毛処理が少ない痛みで行える機器を選ぶことは極めて重要です。市場には痛みを最小限に抑えるための最新技術を搭載した機器があります。
ただし、全く痛みがないわけではないため、顧客への説明も忘れないようにしましょう。

選び方②照射スピード

照射スピードは、業務用脱毛器を選ぶ際に考慮すべき重要な要素です。
高速な照射スピードは、一日の施術数を増やし、結果的に売上を高める可能性があります。

また、速い照射スピードは顧客にとっても利点となるのです。
しかし、速度だけでなく、施術の品質や安全性も確保することが重要です。

▼施術時間が短い業務用脱毛器がおすすめな理由をこちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
業務用脱毛機を選ぶ際は脱毛時間が短いものがおすすめ!

選び方③脱毛方式

脱毛器を選ぶ際、脱毛方式は非常に重要な要素です。

一般的な業務用脱毛器には、主にIPL(Intense Pulsed Light)・ダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザーなどの方式があります。
ただし、機器の選択は専門知識が必要なため、必ず専門家の意見を求めることをお勧めします。

選び方④安全性

脱毛器を選ぶ際、最も重要な要素のひとつが安全性です。機器が適切な認証を取得しているか、信頼できる製造業者から来ているか確認してください。

脱毛は皮膚に直接影響を与えるため、安全に施術を行うことが非常に重要です。
安全性を確保することで、長期的なビジネス成功につながります。

選び方⑤多機能性

業務用脱毛器の選び方として、多機能性も重要な観点となります。
ひとつの機器で複数の施術が可能なら、スペースとコストの節約になり、顧客に対しても多様なサービスを提供できるからです。

ただし、多機能性を追求する際は、各機能の性能や安全性が妥協されていないことを確認することが重要です。

業務用脱毛器は中古もあり

業務用脱毛器を中古で購入することは、初期費用を抑えてビジネスを始める上で一定のメリットがあります。
しかし、メーカーサポートの欠如や消耗品の供給問題、機器の故障履歴や性能の不明確さなど、デメリットも確実に存在するのです。

購入を検討する前に、これらの要点をしっかりと理解し、総合的に判断することが重要です。

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